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2004.02.02

■(社)自閉症協会愛知県支部2月父親会■

 (社)日本自閉症協会愛知県支部(愛称:つぼみの会)父親部主催の2月父親会にスタッフとして参加しました。とにかく、大盛況、大成功の楽しい父親会でしたので、少しでも今回の感動、情報をみんなでシェアしたいと思います。 (募集枠50名に対して56名の参加者を迎えたことからもニーズの高さがうかがえました)

■「特定非営利活動法人クローバー」会長の津田明雄氏をお招きしての講演会■ 
 津田明雄さんは私たちと同じく「自閉症の子どもの父親」という立場で、現在は「特定非営利活動法人クローバー」を静岡県の地で立ち上げて精力的に活動しています。そして、自閉症をはじめとする知的障害のある人を「生涯に渡ってサポートする」と言う理念の基、「ディサービス」「働く場所の確保」「余暇支援」など地域での自立生活を実現させるための支援事業を行っています。

 自閉症児の父親としての立場から、お子さんの療育にも自閉症の障害特性を考慮しながら積極的に関わり、(地元養護学校の高等部新設の火付け役にもなっている)また、将来の我が子の生活自立の条件が整っていなければ「自らやる、自ら作る」と言う常にポジティブな津田さんの姿勢に感銘を受けました。その中でも、特に印象に残ったお話を二つ紹介します。

★子育てに関して
『障害があろうがなかろうが「人に好かれる人間」に育てる。』
 地域社会での自立生活を実現すると言うと、つい「環境」や「条件」ばかりに目がいってしまいがちですが、「周りの人に好かれる子に育てる」というのは非常に大切なことであり、自閉症の人が地域生活をおくる上での大前提なのかもしれないと思いました。これって、私達といっしょですよね。

 知的な障害が重度の人でも「社会性」が高い人はいます。そう言った人たちは必要な支援の量こそ多いけれど生まれ育った地域で自立することは可能だということです。もちろん、その逆もあります。ですから、自閉症児の療育・教育に関しては「出来ることを増やす」ことも大切ですが、もっと大切なのは「自尊心を育てること」なのだと思いました。

★NPOクローバーでの自閉症者の仕事に関して
『自立できる給与水準の指向』
 自閉症の人が授産施設などで行う仕事と言うと、「封筒詰め」「小物作成」のようなものが最初に浮かぶ人も多いかと思います。クローバーには重度障害の人もいますが、自閉症の障害特性に合った指導が可能であればかなり難しい仕事も出来るようです。事実、クローバーでは「封筒詰め」などの作業以外にも自動車部品の製造も手掛けているようで「品質」についても他の一般メーカーよりも高い評価を受けているようです。

 そして「急な仕事」についても対応できる環境を整え、工夫もしているとのこと。このような仕事は「利益が高い」ですから、もちろん働く人に対しての「給与」もある程度の額が保証されると言うことです。TEACCH研の講演会で志賀先生が同じようなことを言っていたのを思い出しました。
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■安城市の親の会「めーぷる」の実践報告■
 つぼみの会父親部のsuzukiさんが代表を勤める「めーぷる」(安城市自閉症児の自立を目指す親の会)の実践報告をしていただきました。津田さんの「クローバー」のような活動を実現するための第一歩を既に踏み出している「めーぷる」の話は皆さんにとっても、良い刺激になったと思います。

 私もそう遠くない将来、「めーぷる」のような親の会を立ち上げたいと思っています。(まだ思ってるだけです。でもボーッとしているわけではないです) 親の会そのものは探せばたくさんありますが、「めーぷる」を私が目指している理由は以下です。

★常に新しいことに挑戦して確実に成長を続けている
 私が周辺を見る限り、「余暇活動」「自主勉強会」などを主な活動としている親の会はいくつもあります。しかし、それだけでは「発展がない」気もしています。毎年似たような活動をしていても、親は衰えるし、子どもは成長しますから不安は積もる一方です。そして、挙句の果てに「自分の地域にはグループホームも働く場所もない」と言ってもはじまらないと思います。(誤解して欲しくないのですが、既に環境が整っている地域では上記のような親の会は有用だと思っています)

 ですから、将来的に子どもが自立するために必要な「働く場所」「生活する場所」を確保する。それにつながる活動をすべきだと個人的には思っています。詳細は「めーぷる」のHPを参照ください。 もちろん、そこにたどり着くためには「どれだけ階段があるか分かりません」 でも、確実に一歩ずつ登ることで目標に近づくはずですよね。何もやらなければ一生たどり着けないし、直前になってドタバタして実現出来るほど甘くはないと思っています。あと、もう一つ大切だと思っていること、それは「父親が主体的に活動する」と言うことです。「めーぷる」はそれが出来ている「親の会」ということで、私の今後のベンチマークの一つとして置いています。

 ここまで言えば分かると思いますが、私の住んでいる地域は「自閉症の人が地域で自立生活をするための環境」があまり整っていません。私、Tamagoは「愛知県 尾張地方在住です」 もし、この種の話で「既に活動している人」、「活動しようと思っている人」 TamagoBlogのプロフィール内からメールでも結構ですのでご連絡してもらえると嬉しいです(^^)先ずは、「目指せ!めーぷる」です!
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■つぼみの会父親部の紹介(発足から現在に至るまで)■
 父親部の活動については、ここで色々説明しても書ききれないので「パパのちからこぶ」(父親部HP)を参照ください。今回の父親会では、つぼみパパMLを立ち上げ→初めての父親会→昨年のキックオフ会(明石洋子さんをゲストにお迎えしました)そして、現在に至るまでの過程を世話人代表からお話しました。

 私たち父親部の部員は「大切な家族」を守りながらも(もちろん仕事もしています)サービス提供者というスタンスで活動していますので、世話人代表からは「得することはございません」とのコメントもありました。

 ただし、『あえて言うなら、「何かやらねば!」という思いを行動に移すキッカケがもれなくついてくるかな?』とも言っていました。これについては「価値をどこに置くか」だと思います。私は父親部のメンバーと出会い、共に活動することで「自分がやることの大切さ」を改めて実感しています。人が「成長」することって「楽」してはムリなんだと思っています。だから一見大変そうなことでも楽しめないと難しいかもしれませんね(^^) もちろん、私は楽しくてしょうがないです!  
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■懇親会■
 上記の講演会が終了後、33名の希望者を迎えて懇親会を行いました。懇親会会場まで津田さんを私の愛車で案内しましたが、「方向音痴」の私は津田さんに会場まで案内してもらいました・・・・・・・・。開催場所が豊橋市でしたので地元のお父さんが1/3くらいでしたが、豊橋市のお父さん方はどこかで繋がっている人が多く、豊橋市の結束の固さには驚きました。ちょっと名古屋市とは違うイメージもありますね。お父さんは、お母さん達より打ち解けるのに時間がかかりますが、皆さん懇親会ではワイワイと元気に飲んで、情報交換とかも出来て有意義な様子でした(^^)
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 最後に、主催者、関係者、参加者の皆さん、楽しくて刺激いっぱいの父親会が開催でき、私もスタッフの一人として参加できたことを嬉しく思います。ありがとうございました。

 最後の最後に、出だしの緊張した雰囲気がカイパパさんのオリエンテーションで一気に和みましたね(^^) 仕事のプレゼンでもああ言った司会をしてもらえると気が楽かも?(まさか、あんな技を隠し持っていたとは・・・・・・流石です)


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【報告】つぼみの会2月父親会〜こんな内容でした!  2月父親会充実していました。  参加できなかった方にも、どんな会なのかちょっぴりイメージをつ... [続きを読む]

受信: 2004.02.03 07:03

コメント

大盛況でしたね。
企画~進行まで担当されたカイパパさんや、Tamagoさんをはじめとするつぼみ父親部のみなさん、おつかれさまでした。
津田さんのお話は、リアリティがあってたいへん参考になりました。「(地域で暮らすのだから)人に好かれる子にする」ことや「働く意欲を持たせる」ことは、あらためて気付かされました。また、津田さんは企業人であった経験を生かして、事業の成立に重点を置き、きちんと経営されいます。このことも参考になりました。
私の拙い発表に対して評価いただき、ありがとうございます。
多少なりともみなさんのお役に立てたなら、うれしく思います。これからもいろいろなことを共有しながらやってきましょう。

投稿 H.Suzuki | 2004.02.03 00:36

suzukiさんもお疲れ様でした!
本当に父親部の仲間は気持ちの良い人達ばかりですよね。
「自閉症児の父親」と言う 自分と同じ立場の方々のお話は
どれも、リアリティがあり説得力のあるものだと実感します。

私は「めーぷる」のお話を聞くたびにいつも元気が沸いてきます。
これからも色々と教えてください。

TamagoBlogのリンクに「めーぷる」を追加したいと思います。
もし、不都合等あればご連絡ください。

投稿 Tamago | 2004.02.04 00:44

おひさしぶりです^^*
こんなに色んな講演会が開かれてるんですね!
わたし今まで介護の仕事してきて、研修や講演会に参加する
機会がなかったのですが、今度施設で「介護福祉士会」の研修がある事を知り、参加する事にしました。
色んな施設の方達のお話が聞けるのがとても楽しみです。
意見交換・情報交換ってすごく為になりますよね!
なんかちょっと話がそれてしまいましたが・・・。
研修に参加出来るのが嬉しくて(苦笑)

投稿 あや | 2004.02.04 02:38

リンクありがとうございます。
こちらも リンクさせていただきます。

投稿 H.Suzuki | 2004.02.04 11:15

はじめまして。尾張地方に住むさとままです。カイパパ通信からこちらにきました。本当に尾張地方は、整ってませんよね。クローバーさんのことは知らなかったのですが、こちらで拝見してすごく興味を持ちました。めーぷるさんにも興味しんしんです。一宮で友達とすこしずつ活動を始めています。興味があったらメールくださいね。

投稿 さとまま | 2004.02.04 17:36

みなさん、コメントありがとう!
訪問者からのコメントは本当に励みになります(^o^)

>あやさん
お仕事の「研修が楽しみ」なんて、本当にすばらしい!
そういう人に自分の親も介護してほしいなぁと思います。
まだ、うちのジィさんバァさんは若いですけどね。

会社の研修なんて、居眠りしてるヤツが多いけど
やっぱり「自ら」学びたいって言う気持ちがなければ
やっても意味ないよね!
また、あやさんのBlogで詳しく教えてください(^^)

>さとままさん
一宮といえば、尾張地方の中心部ですね!
私は愛知県の人も知らない人が多い、「中島郡」です。
(たぶん2年後は稲沢市民になります)

とは言ってもそこそこ近いですから大変興味はあります。
少なくともお隣ですから何らかの形で連携できると嬉しいです。
別途、メールお送りしますね(^^)/


投稿 Tamago | 2004.02.04 23:14

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