■「あした・きらりん」を観て
「あした・きらりん」製作チーム松永様より、「あした・きらりん」の完成版ビデオを送って頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
私は「カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル」を通じて製作段階での意見交換という形でこの作品には少しだけ関わらせていただきましたが、ビデオを観る前から「期待」もさることながら、微妙に「不安」な気持ちもあり、一言で言えばとても「緊張」しながら作品を観させていただきました。
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【テーマは「差別」・「支え合い」・「成長」・「地域」】
作品を観て、改めて『27分』という時間の短さを痛感しました。しかし、それらの制約条件などを総合的に考えると「良い作品に仕上がって良かった」と言うのが率直な感想です。やはり個人的には小学校の「道徳」などの教材としても是非、使って欲しい作品です。そう言う意味では「27分」と言う時間もちょうど良いかもしれませんネ。
「あした・きらりん」の原作は元々50分ものらしいので、話の展開はかなり早いです(早すぎる?)。きっと「きらりんチーム」の人たちは、時間の制約を受けながらも「あした・きらりん」に込められたメッセージを削ることなく、全て表現したかったのではないかな?と思いました。これについては、様々な考え方があるかと思いますが、着地点としては結果的に妥当な選択だったと私は思います。
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【自閉傾向の彩子の存在】
カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルでは、シナリオ段階での一つの感想として『「自閉症の少女」というアイテムが、便利に「狂言回し」として使われている不快な感覚が残ります。』と言う意見も書かれていましたが、私が観た限り「完成版」では、そのような感触はありませんでした。(と言う私も、シナリオ段階では不安な部分がありました)
冒頭の「彩子が教室を飛び出すシーン」や、「それを’からかう’生徒たちのシーン」などは実際にありがちだし、出だしから緊張感満点でかなり見入ってしまいました。ただ、彩子との関わりの中で周りの仲間たちが変化していく様子については少し強引さも感じ取れたのは正直なところです。(これについても、もう少し時間があれば生徒たちの気持ちの転換期を丁寧に描くことは可能だったと思います)
彩子のように表現力豊かにコミュニケーションを行う自閉症の人を私はあまり観たことがないので、その部分では少し違和感も感じましたが、なんと言っても「自閉症スペクトラム」ですから、広義の発達障害(ほぼ自閉症スペクトラム)の人ならば「実際にありえる」と思います。また、「日付」と「(興味のある)出来事」に対するバツグンの長期記憶についても、このタイプの人を知っている人は「ある、ある」って感じだと思いますヨ。
また、3次元CGを駆使した映像も随所に施されており、改めて日本のアニメの技術力の高さも実感しました。「あした・きらりん」の製作は、大阪市教育委員会が協力していますが、愛知県教育委員会でも機会があればやって欲しいですネ。きっと、考えるキッカケにはなるんじゃないかな☆
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コメント
情報:大阪市市民局では、反響が高ければ、再放映も可能性は
あるとのこと。
又、郵送による貸し出しは、出来ないが、窓口に直接借りに行けば、貸出し可能とのこと。
(借りられる場合は、念の為、確認してから伺って下さい)
投稿: タロ吉 | 2004.04.13 17:43
タロ吉さん、情報ありがとうございます!
ビデオ貸し出しもしているのですね。
少しでも多くの人達に観て欲しいなぁと思います。
しかし、大阪って権利擁護とか人権問題にとても熱心な
地域ですよね。
投稿: Tamago | 2004.04.14 00:30