2006.02.21

■【報告】名古屋市発達障害者支援体制整備検討会まとめ資料を公開![No.63]

 大変ご報告が遅れましたが、昨年の4月から全7回にわたり開催された、名古屋市の検討会「まとめ資料」を、自閉症協会愛知県支部のHPに掲載しました(公開にあたり、名古屋市検討会事務局の承諾を頂いています)。また、こういった資料の公開に快く応じてくれる名古屋市のオープンな姿勢にも感謝です。

・名古屋市発達障害者支援体制整備検討会まとめ資料(PDF)

 つぼみの会NASプロジェクトが主催したマイ支援センター提案会議の中で作り上げられた「当事者からの提案書」は、この検討会議の第4回目に提出&説明したわけですが、この「検討会まとめ資料」が、当事者からの提案書に続く二つ目のアウトプットとなります。

 当初から、つぼみの会NASプロジェクトチームとしては、名古屋市の発達障害者支援センターを当事者と行政が一緒に作り上げていくことに価値を置いていました。ですから、まだまだ計画としては不十分な点もあるとは思いますが、個人的には、先ずこのように具体的なプランとして着実に前進したことを嬉しく思っています。

 今回の「検討会まとめ」の内容に従い、今後は4月末から開設される「名古屋市発達障害者支援センター」を中核として、保育・教育・就労など各関係機関との連携はもちろんのこと、民間や当事者団体とも協同していきながら、「自閉症をはじめとする発達障害をもつ本人・家族が安心して暮らせる名古屋市」になるような施策を展開していくことになります。いよいよ、これからはPDCAサイクルで言う所の、D(Do:実行)の段階に入っていくわけですね。

 発達障害者支援法は、その中身を、支援センターを中核として、当事者、関係者、みんなで一緒に作り上げていくものだと私は考えています。発達障害者支援センターのHPも開所後に公開されるでしょうから、こちらも楽しみですね(*^^*)

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2005.11.04

■【最終報告】第7回名古屋市発達障害者支援体制整備検討会[No.48]

 随分と更新が滞ってしまいました(^^; 仕事の方も新規プロジェクトが本格化しつつあり、ブログだけでなく、せっかく頂いた個人メールの対応もまともにできていません。お話を頂いてもお断りすることも多くなっていますが、こんな状況ですのでご理解くださいね。

 そんな中、11月2日(水)に、半年にわたる名古屋市の検討会が終了しました。この検討会については、私たちなりに 「やれるだけやってみよう!」 という気持ちで、マイ支援センター提案会議で作り上げられた「当事者からの提案書」を手に、名古屋の仲間たち、時には全国の仲間たちの声も名古屋市に伝えてきたつもりです。
※検討会の第4回以降は、名古屋市発達障害者支援センターを中心に議論が進められました。

 私自身は企業での経験しかなく、このような行政主催の検討会議に出席するのは初めてでしたが、つぼみの会から一緒に出席した副支部長のサポートもあったおかげで、少なくとも 「当事者からのニーズ」 は市にしっかりと伝えることができたと思います。

 今後は、本検討会での最終議論を踏まえて、市側が支援センターの事業計画を作成し、それに基づき、来年度の予算付けを行っていくことになります。よって、これからは市側の責任の元でこなしていく事柄となりますが、当事者(本人、親、支援者)のみなさんには、名古屋のこれからの仕事ぶりをしっかり見とどけて欲しいと思っています。 

■みなさんからの期待の声をコメントでお寄せください!
 また、この最終報告記事に名古屋市へのエールなども含め、コメントをつけていただけると嬉しいです(^^) マイ支援センター提案会議に参加してくれた仲間たちはもちろんのこと、「ぼくらの発達障害者支援法」を読んだ人たち、また、これから地元でNASプロジェクトのやり方を参考に法を自分たちのものにしていく人たちなど、多くの人が先行事例として期待し、見守っているとは思いますが、できればコメントを通じて、みなさんの声も聞かせてくださいね♪

 では、検討会最終回(第7回)に市から提出された支援センターの事業計画(案)の要点と、検討会で委員から出された最終意見を以下に紹介します。少し長いですが、ぜひ読んでみてください。※つぼみの会のHPにも別途詳細を掲載する予定ですが、こちらはしばらくお待ちください。

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■名古屋市発達障害者支援センターの事業計画(案)の要点と検討会での最終意見
※注)最終的な結論は下記をベースに市が作成する事業計画&予算付けによります。  
 
1.支援センターの開設時期と設置場所について 
 当初、2月時点での市の計画案では今年の秋頃を目処にセンター開設の予定でしたが、当事者のニーズに基づいた支援センターとするためには、充分な準備期間が必要と判断し、本格的なセンターの開設時期は’06年4月からとなりました。

 また、設置場所については当初の計画と同じく、昭和区の児童福祉センターの中に設置されることになりました。 ※児童福祉センター内には、成人、および高機能の支援・ノウハウが少ないため、今後は他機関からの人材登用も必要になってくるものと思われます。

2.支援センターの人員体制について
 検討会により明らかとなった支援センターの事業内容を実施していく上で、市が必要と判断した人員体制は、正職員4名+嘱託2名です。 これについては、当初の計画案よりも補強された内容となっていますが、これを実現するためには、当事者のみなさんからの声も必要と個人的には思っています。

 場合よっては、名古屋市HPの「市政へのご意見ページ」からの応援メールも効果的と思います。ここに送られたメールは担当部署にも配布されるので、ぜひとも「応援するスタンス」でメールを送りましょう!もしメールされた方は一言でもよいので、コメントでも教えてくださいね。

 尚、職員の公募については実施を何度も要請してきましたが、前例がないということもあってか、実施には至りませんでした。但し、当事者からの提案書や厚生労働省からの通達等もあるため、就労、教育、福祉など各分野ごとの専門性をもつ人材が採用されることを期待しています。

3.保育、教育、就労などライフステージにわたる支援について
 各項目での発達支援もさることながら、節目での移行支援を重点に名古屋版の支援モデルの作成(現場適用含む)を実施していくことが資料に盛り込まれました。支援センターは各機関を繋ぎ合わせ、現場からのフィードバックを蓄積し、つながりを強化、リーダーシップを発揮していく役割を果たしていくことになります。もちろん、前期事業から着手する予定です。

 支援モデルの実証は現場で行われることから、「現場からのフィードバック」をとにかく受けることが重要であることを伝え続けました。今まで、そういった現場からのフィードバックを受ける機関はありませんでしたが、これによりノウハウの蓄積がはじめて可能になるものと確信しています。 既に良い事例はあっても、各個人の学校・家庭・施設に属人的に滞留しているのが通例と思いますが、「フィードバック」することで、各機関の「連携」がはじめて実現することも期待しています。

 具体策としては今後、報告様式を作成したり、現場で直接入力できるシステムや、定期的な実践報告・ケース会議など、ありとあらよる方法が支援センターを中心に展開されていくことでしょう。

4.専門研修、啓発事業について
 行政窓口、保健士などを対象としてた研修については、具体的な目標値が記載されました。※詳細はつぼみのHPに別途掲載する資料を参照ください。

 また、教員向け研修については、専門的な内容は特別支援教育との足並みを揃えながら実施する方向になりそうですが、自閉症・発達障害への支援、理解につなげる基礎的な研修については市内の全教員を対象に進めていく必要性を伝えました。

 これについて、教育センターは出来る限りの全面的なバックアップを約束してくださいましたし、教育委員会に対しては、当事者団体が主催するセミナー・研修などの案内を全学校に配布していく協力をお願いしました。(特に問題もないようでしたので、今後はセミナー情報も広く宣伝されていくものと思います)

5.権利擁護など地域生活について
 警察や消防、救急などを対象とした研修やロールプレイの実施。また、コンビ二(お店)を対象とした、コンビニパンフの作成・配布・設置などを提案しました。市側もこの取り組みには特に前向きな発言がありましたので、大阪K-Proなどの実績のある地域への調査を足がかりに、今後実践されていくものと思います。

 また、自閉症者を対象としたグループホーム立上げ・運営や、法人後見(成年後見の法人請負)の推進に関する内容については、HPによる情報提供・ノウハウ提供が主になっていく方向です。実質的なセンター開設時期である’06年4月に合わせ、名古屋市発達障害者支援センターのHPも公開される計画を確認しあいました。
※自閉症を対象としたグループホームについて、英国では高機能を対象としたものもあります。

 以上が、第7回検討会(最終回)の要点です。くどいようですけど、ぜひ皆さんの声も聞かせてくださいね(^^)

■まずは、ここまで辿りついて
 市の検討会はこれで一旦終了したわけですが、「ゴール(=終わり)がある」って言うのは頑張る上で欠かせないよなぁ、と改めて今回実感しました。特に私たち親は、仕事・家庭の合間をぬっての事ですから、現実としてムリをしないとこなせない時もあり、「ゴール」がなければ、とても挑戦すらできなかったと思います。

 また、なにより、多くの仲間たちがいたからこそ、NASプロジェクトマイ支援センター提案会議にも挑戦できたわけですし、まずはここまで辿りつくことが出来ました。私はこのことを誇りに思っています。みんな、本当にありがとう。

 また一方で、新たなスタートも始まるわけですが、センター開設後もフォロー会議は実施されていくとのことです。私自身は、少しゆっくり考える時間の必要性も感じていますので、しばらくは市がこなしいてくことを、しっかりみていこうと思っています。

 ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。 「本人の笑顔」を目標に、これからも仲間たちと共に、旅を続けていきましょう(^^)

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2005.10.06

■【報告】第6回名古屋市発達障害者支援体制検討会[No.46]

 みなさん、こんにちは!今回は現在進行中の市検討会(第6回)の報告です(^^)

 本検討会での議論は、第4回から名古屋市発達障害者支援センターの事業内容を中心に進められ、もうしばらく時間の掛かる気配もありますが、回を追うごとに事業内容の具体化が進んでいる状況です。尚、検討会の報告は日本自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)のHPにも随時掲載していますので、あわせてご覧ください。

 今回は、前回の検討会で市当局から提出された名古屋市発達障害者支援センターの事業計画案に対し、各委員からの意見を踏まえて追加・修正された計画案が市から再提示されました。また、その計画案を「発達障害者支援法」 及び マイ支援センター提案会議でつくり上げられた「当事者からの提案書」と照らし合せながら、議論・提案を行ってきました。

●検討会の進捗状況
 今回の市の計画案では、いくつかの具体的な支援センターの事業内容が記載されており、また5年後を最初のゴールとおいた上で、今後の支援センターの評価指標となる事業計画内容が前期・後期と段階的にマイルストーンとして設定されていました。この点において、今回の市の計画案は一定の評価ができるものに改善されていたと思います。

 一方で、発達障害者支援法に明記されている内容との不整合部分や、今後の評価指標とするには具体性に欠ける(=今後の逃げ道となってしまう)部分もあり、支援センターを開設できるレベルには、もう一息(といってもこの段階での一息は相当のエネルギーが必要) といった状況です。
 
 また、市当局としても今がとても重要で大変な段階だという認識をしていると思います。そして、そこから安易に逃げ出すことなく、真剣に当事者と一緒に取組む姿勢を市は示し続けています。私個人としても、市のこの誠意ある姿勢に応えるべく、当事者団体としての責務を検討委員のみなさんと協力しながら、今後も果たしていきたいと改めて思いました(^^)

 というわけで、まだ先は長そうですが、私としても 「やれるところまでやってみよう!」 というつもりで頑張っていますので、みなさんも引きつづき、名古屋市の今後の動向には注目してください(^^)

●名古屋市から再提示された発達障害者支援センター計画案のポイント

1.名古屋市発達障害者支援センターを中核とした事業内容について
 今回の計画案の中で具体性を感じたのは、学校から就労へつなぐ部分の支援についてであり、市の計画案には、次のように記載されていました。
[事業内容] 
学校から社会への移行支援が確実に行える手法の考案・モデル作り 
  

○これを受けての意見・提案○
 この計画案から、名古屋市は学校から就労へ円滑に繋ぐための独自の支援プログラムを作成していく意向が伝わってくるかと思います。合わせて、これを実行するためには、学校との連携による個別支援プログラムの作成が欠かせないため、まずは今後の着手に当たって、どのようなチーム体制でプログラム開発に取組んでいくのか?を検討会の中で確認しあうことを提案しました。

 この検討会議では、支援センターが孤立しないためにも、「何を」、「誰が」、「どのように」 協力していくかを合意・文書化していくことが重要と考えています。また、検討委員の医師からは、「自分は直ぐにでもその開発チームに加わりたい!」 という発言もありました(^^)

2.名古屋市発達障害者支援センターの最初のゴールを5年後に設定
 評価時に必須となるゴールの時期が5年後に設定されました。目標達成のための工夫としては、前期・後期と段階的にマイルストーンとなる目標が設定されています。

○これを受けての意見・提案○
 初年度は、支援センターが実際に業務を進めていく中で多くの具体的課題が抽出されると予想されることから、段階的なマイルストーンとしては、1年後、3年後、5年後の三段階とするように提案しました。
 
3.専門職への研修実施については数値目標を設定 (例:1年毎に200名など)

○これを受けての意見・提案○
 まず、具体的な数値目標を設定したことについては、すばらしいことだと思います、ただ、今回の目標値が最終的に必要とされる総数に対して、全体の何パーセントになるのか?次回の修正案にはそれを追加して欲しいこと、また、要すれば数値の見直しについてもお願いしたい、ということをお伝えしました。

 この他、今後の会議スピードをアップさせるための工夫として、市からの提出資料を事前(遅くとも会議の3日前まで)に委員全員に配布していただくようにも依頼しました。これにより、会議本番前に各委員からのフィードバックが可能となり、会議の質・スピードともに更に向上するものと期待しています。

 以上のように、市の検討会は建設的な議論によって確実に前進しています。いたずらに支援センターの早期開設をしても、センターそのものが孤立することは目に見えていますから、全ての関係機関が支援センターと協働し、支援センターは最高のコーディネーターとしての結果を残して欲しいと願っています(^^)

 これからも、「ぼくらの発達障害者支援法」を具体化するための長い旅は続きます。応援してください☆

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2005.09.28

■【おしらせ】「ぼくらの発達障害者支援法」カイパパ(著)[No.45]

 既にご存知の方も多いと思いますが、以前よりお伝えしていた本が、ぶどう社より発売されました。本のタイトルは’ぼくらの発達障害者支援法’ 著者はパートナーの’カイパパさん’です(^^)

●仲間たちの勇気と行動が本にリアリティを注ぎ込んだ!●
 この本の第7章では、つぼみの会NASプロジェクトが主催した、マイ支援センター提案会議が先行事例として紹介されています。また、私はNASプロジェクトのリーダーとしての立場から、プロジェクト発足の経緯や、マイ支援センター提案会議の意義についてお話をさせていただき、それらはインタビュー形式でも本の中で紹介されています。

 もちろん、マイ支援センター提案会議が成功(=当事者からの提案書が完成)したのは、実際に会議に参加してくださった当事者団体、保護者、支援者、専門家、みんなの力を結集したからこそ。この本が、発達障害者支援法の解説本というだけでなく、真に’リアリティ’を与えられた(一歩踏み出せば、ここまでチームワークを実際に発揮できる!ということを証明した)のは、マイ支援センター提案会議に参加・応援してくれたみんなの成果であると私は思っています。 

 また、それらを一冊の本に凝縮してくれたカイパパさんには心から感謝。 この本の中核部分として書かれている発達障害者支援法の’七つの支援ツリー’は法のハンドブックとして今後も活用したいと思っています(^^)
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●個人的な本の感想●
 160ページの本としては、異例の中身の濃さだなぁ、というのが実感です。大体の本(特に専門書)って、本当に美味しい部分は、限られているものなんですが (だからこそ斜め読みが通用する) この本については、全ページに特筆すべきものがあり、具体的な感想を書き出したら、とてつもない長文になりそうです。

 私もそれなりに本は読む方ですが、私がオススメする本の条件 (課題、原因、最適案を分析し、具体的な提案をする。実例による評価もあればベスト))を全て満たしています(^^) 

 ということで、全体を通じての個人的な感想のみ書きますが、本の82ページ(福島豊 議員へのインタビュー)の中でもコメントがあるように、発達障害者支援法は、TEACCHプログラムのシステム(=社会制度)の部分に向けての、わが国初めての取り組みという気がしています。

 TEACCHといえば、視覚支援・構造化などの療育部分(TEACCHメソッド)の取り組みが日本では先行していますが (但し、この部分はアプリケーションであり、当然の結果とも思う) TEACCHプログラム本来の先駆性のある部分といえば、それは社会システム構築の部分なんだと思っています。

 例えば、「行政と当事者との協働体制」・「自閉症の先進的研究」・「教育現場(学校)への専門的手法の導入過程」・「現場からのデータ蓄積(フィードバック)」・「専門家育成のための専門機関」・「生涯に渡る一貫した支援体制」 これらは全て、ノースカロライナ州の社会システムとしてのTEACCHプログラムであり、この部分こそが目指すべきゴールのような気がしています。 

 よく、「日本にTEACCHを導入するには日本版にアレンジする必要があるよ」というような意見も耳にしますが、それはある意味当然のことであり (国のベースとなる資源や国民の価値観も異なるから)そして、そのはじめの一歩が、’ぼくらの発達障害者支援法’なんだと私は予感しています(^^)  

--------------(補足)----------------
◎つぼみの会NASプロジェクトとは
⇒名古屋市の発達障害者支援センター設置計画案を受け、日本自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)が、当事者の声をまとめ上げるために立ち上げた、つぼみの会の公式プロジェクトチームです。

◎マイ支援センター提案会議とは
⇒名古屋市発達障害者支援センターの設置に向け、’当事者からの提案書を創りあげる’ことを目的として、複数の当事者団体(保護者)、支援者、専門家など、多くの仲間との協働により実施された全員参加型のワークショップ形式の提案会議です。※'当事者からの提案書’は左上サイドバーからも閲覧可能

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2005.08.27

■【報告】名古屋市発達障害者支援センターの議論に入りました[No40]

 第五回名古屋市発達障害者支援体制整備検討会に出席してきました。先回の検討会では、マイ支援センター提案会議で作り上げられた「当事者からの提案書」を提出&説明しましたが、今回はそれを受けた形で名古屋市からの案が提出されました。

 今回の市の提案は「当事者からの提案書」に比べ、コンパクトにまとまっていましたが、最初の段階としてはややまとまり過ぎの感もあり、現時点においては、まだ具体的な業務内容・運営体制・将来計画までには落とし込めていませんでした。ただ、市としてもこれについては充分に認識しており、次回に向けて早急にたたき台を作る意向を示してくださいました。

 よって、次回からは更に具体的な議論に入っていく予定ですので、ぜひ今後も名古屋市の発達障害者支援センターの動向に注目していただきたいと思います。今回の検討会は先回の残り議題もあり、時間切れでしたので会議報告としては以上です。

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●「ぼくらの発達障害者支援法」 カイパパ(著) ~ぶどう社より9月上旬出版~
 また、名古屋市の発達障害者支援センターに関するこれまでの市の動きや当事者団体からの働きかけについては、パートナーのカイパパさんが執筆する「ぼくらの発達障害者支援法」の中で先進事例の一つとして紹介されます。

 この本の中で、私もインタビューを受けていますので、ぜひ読んでください(^^) インタビューを受けた都合上、原稿を確認させていただきましたが、全ての地域で発達障害者支援法を活用できるノウハウが満載の一冊になっています。

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~名古屋市検討会についての個人的な所感~ 
●検討会の空気が少しずつ変わってきた?
 また、今回の検討会における市側の基本的な見解ですが、大きな部分では「当事者からの提案書」に沿う内容になっていると個人的には捉えています。

 したがって、今後は誰もがイメージを共有できる実行計画の策定に注力していく必要があるわけですが、「当事者からの提案書」は5年後の名古屋市の将来像を描いているとも言えるため、関係機関からの検討会メンバーにとっても未知の領域であり、チャレンジであることに変わりはありません。ですから、スピードを重視しながらも、ある程度の考える時間が必要です。読者のみなさんはじれったいと感じるかもしれませんが、これも必要なプロセスと私は考えています。

 私の職場(某企業の製品開発部門)でもそうですが、新しいことに取り組んでいく際、「本当にできるの?」「必要性はわかるけど難しいなぁ」「絵に描いた餅にならない?」という(マイナスイメージ)の声が必ず出ますし、その気持ちは分からないでもないです。

 そして、ここで必要となるのが 「まず、やってみよう!」 とチーム(検討会メンバー)全員が勇気をもって「その気になること」ですが、先に書いたとおりある程度の時間が必要です。
 
 もちろん無策で取り組むことは無謀ですが、ビジョン(=将来像)を描き(今回は「当事者からの提案書」がこれにあたります)次に、そのビジョンを適当にブレークダウン、段階的に目標をマイルストーンとして設定すれば、取り組みも段階的となるため、大きな目標も実現の可能性が見えてきます。ただ、それでも「やってみないとわからない」という課題は必然的にいくつか出てきますから、「まず、やってみよう!」がどうしても必要になるわけです。

 当然、その過程で「失敗」することもありますが、「失敗しなければ分らない」(=やればわかる!) というのものも沢山ありますから、「センター開設後の2~3年は失敗学をやるくらいの勢いで臨んで欲しい」と、私は今回の検討会の場でメンバー全員に伝えました。

 それに、目の前にある課題を先送りした時、それらは将来において、更に大きな障壁となって私たちの目の前に立ちはだかることは、どんな分野でも共通することですからね。

 実は、今回の検討会から少し、場の空気が変わってきたように個人的には感じているんです。平たく言うと、検討会のメンバーがこの検討会議に本気で期待しはじめてきた、ということ。

 ビジョンが魅力的であればあるほど課題は大きく、信頼関係のあるチームでも 「その気になる」までには、それなりの時間が掛かります。検討会のチームは自己紹介からはじまったメンバーですから、継続的に長いスパンで取組んでいくためにも、「信頼関係」の確保が必要であり、今回は少しずつそれらが出来つつあるように感じました。

 個人的な意見ですが、「今、ここで頑張っておいた方が後から楽になる」 ということを、市および関係機関のメンバー全員が気付いた途端、名古屋市の支援センターは今までにない勢いで進むんじゃないかな、とも期待しています。そして、その可能性が少しずつですけど見えてきたような気がしました。 

 最後にひとつだけ。

 失敗しない方法ですが、それは「失敗してもチャレンジしつづけること」だと私は思っています。(^^)

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2005.07.29

■【報告】「名古屋市への発達障害者支援センター設置に関する当事者からの提案書」を提出しました![No.36]

 この度、自閉症協会愛知県支部(NASプロジェクト)主催のマイ支援センター提案会議にて作り上げられた、「当事者からの提案書」を、第4回名古屋市発達障害者支援体制整備検討会の場に提出、当事者が求める支援センターの姿を名古屋市及び関係機関のみなさんに伝えてきました(^^)/

 名古屋市主催の検討会の進捗や今後の予定等については、自閉症協会愛知県支部のHPと合わせて、別途お知らせしますが、まずはマイ支援センター提案会議での合意事項に基づき、今回作成した提案書を公開いたします!

・名古屋市への発達障害者支援センター設置に関する提案書  1~9頁  A4サイズ (PDF)

・名古屋市への発達障害者支援センター設置に関する提案書 10~15頁 A3サイズ (PDF)

 本提案書は、私が知る限り、「日本で最も練り上げられた支援センターのコンセプト」です。各地域の発達障害者支援センターでも、活用していただきたいと思っていますので、引用、紹介もご自由にしていただいて結構です。但し、無断改変等はご遠慮ください。

 また、今回の提案書については、今までの活動プロセスそのものに意義があると考えていますので、過去の関連記事を少しだけ整理してみました。つぼみの会NASプロジェクトの立ち上げから5ヶ月が経過しましたが、多くの有志・関連団体と協働し、少しずつですが着実に成果を挙げてきている様子も確認できます。

【過去記事一覧】

・自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)にNASプロジェクトを立ち上げ[NO.17] 
 平成17年2月10日
・名古屋市自閉症・発達障害支援センターの計画案について [No.18 ] 
 平成17年2月12日
・【説明会】マイ支援センター提案会議 キックオフ![No.24]
 平成17年3月23日
・名古屋市 発達障害者支援体制 整備検討会を設置![No.25]
 平成17年4月7日

・【報告】第1回マイ支援センター提案会議の報告[No.28] 平成17年4月20日
・【報告】第2回マイ支援センター提案会議の報告[No.30] 平成17年5月7日
・【報告】第3回マイ支援センター提案会議の報告[No.31] 平成17年5月21日

・「発達障害者支援センター設置に関する当事者からの提案書」完成間近![No.34]
 平成17年7月6日
・「名古屋市への発達障害者支援センター設置に関する当事者からの提案書」を提出しました![No.36]
 平成17年7月29日(今回の記事)

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 今後もつぼみの会NASプロジェクトとしては、他団体や関係機関のみなさんと協働し、当事者団体としての役割を果たしていきたいと思っています。今回の活動を通じて、個人的に最も嬉しいと思うことは、他団体や関係機関のみなさんとの信頼関係が育ってきていることです。一人で出来ることなんて限られていますからね(^^ 

 名古屋市の支援センターに関しては、今後、更に具体的に議論が進んでいくと思いますので、ぜひ、これからも注目していてください♪

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2005.07.06

■【報告】「名古屋市への発達障害者支援センター設置に関する当事者からの提案書」完成間近![No.34]

 6月末に完成予定としていたマイ支援センター提案会議による、「当事者からの提
案書」ですが、ようやく完成間近となりました! 来週までには、提案会議に参加いた
だいた各団体へ、市への提出前にお送りしたいと思っています。

●マイ支援センター提案会議終了~提案書完成まで

 提案書の中身については、提案会議のワークショップで作り上げられたものに、部
分的な追加とデザインの小修正を加えたものとなっていますが、各団体から選出いた
だいたグループリーダー及びNASプロジェクトチームのメンバー全員が納得するレベ
ルまで仕上げるには、それ相応の時間が必要でした。

 また、提案書の仕上げ作業にご尽力いただいた仲間たちは、家族、仕事がある中に
おいても、否定的な言葉は一度たりとも出ず、終始建設的な意見交換・作業が続けら
れました。実際のやり取りは、深夜のメールが中心ですが、6月中旬に一度、実際に
集まっての最終打ち合わせも行いました。

 当初は、この打ち合わせで提案書をFIXする予定をしていましたが、直接の意見交換
によって、精度を上げるための作業が更に続けられ、、、そして、間もなく完成!!

 と、こんな感じで提案書は仕上げられていきました(^^)

●今後の展開

 市の検討会議は6月30日に第三回目が開かれましたが、ここまでは、当事者及び
各関係機関からの棚卸し(現状把握)が目的であり、次回(第四回検討会議)から、
いよいよ、発達障害者支援センターの中身についての議論が行われます。

※第三回検討会議については、近々自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)のHPにて報告予定です。

 また、6月30日の名古屋市議会の本会議において、名古屋市当局からは「支援セン
ターを秋頃開設したい」との答弁がありましたので、検討会議の第四回(7月28日)、
第五回(8月25日)は、支援センターの業務内容・運営体制・将来計画や、それをサポ
ートするための各関係機関の役割を話し合う場として重要になってくるものと考えてい
ます。

 そして、つぼみの会NASプロジェクトは、「当事者からの提案書」をこの第四回検討
会の場に、各団体からの連名で提出し、「自閉症・発達障害をもつ本人・家族が安心
して生活できる名古屋市」を実現するための建設的な議論をしていきたいと思ってい
ます。

 と、当面の予定はこのようなイメージです☆

 尚、提案書の一般公開は、第四回の検討会終了後を予定しています。今後も名古
屋市の支援センターに関する進捗は、つぼみの会HP、ジョー研ブログにてお知らせ
しますので、ぜひ、これからも応援してくださいネ(^^)/

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2005.06.04

【報告】第二回名古屋市発達障害者支援体制整備検討会 [No.32]

みなさん、こんにちは ジョーです。

先回ご報告した通り、つぼみの会NASプロジェクト主催の「マイ支援センター提案会議」が終了し、提案書の完成も間近に迫ってまいりました(^^) 各団体から選出いただいたグループリーダーの方々には、資料の最終まとめにご尽力いただいています。 

提案書の一般公開は、名古屋市主催の検討会の進捗に合わせる形となりますが、今回は、その検討会の状況について、ご紹介したいと思います。

●名古屋市の検討会進捗状況
市の検討会は4月28日からスタートし、先回、第二回検討会が開催されました。ようやく発達障害の支援に関する具体的な内容に入りつつある状況ですが、近々、つぼみの会のHPに掲載予定の報告記事の原稿を以下にご用意しましたので、まずはこちらをご覧下さい。大よその内容はつかめるかと思います。

・第二回検討会の報告記事の原稿 (word)をダウンロード

・自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)から検討会に提出した資料 (pdf)をダウンロード

・第二回検討会板書 (1枚目) ※クリックすると拡大します
05may26_write1

・第二回検討会板書 (2枚目) 
05may26_write2

●今回の提案書が名古屋市で実現すれば・・・・・
 第二回の検討会では、当事者の置かれている現状を、名古屋市の関係機関のみなさんにお伝えしてきましたが、現実の苦悩、困難さは、まだまだ伝わっていないと個人的には思っています。ただ、これは当たり前のことで、何度も何度も、私たちが誠意をもって伝えていくことで、いつしか本当の意味で理解してもらえるものと信じています。

 それに、今は発達障害に直接的に関係のない人たちも、自分の子どもが結婚し、いずれ親になった時、授かった子どもが自閉症である確率は常にあるわけですよね。さらに、LD、ADHDなどを含めれば、6%以上の確率で該当するわけですが。。。。

 そしてその時、今の名古屋市では「明るい未来」なんてものは、正直ありえません。 仮に、幼児・学齢期をなんとか乗り越えたところで、犯罪被害にあう確率は常に高いですし、えん罪にあう可能性だって高いでしょう。 働く場所はおろか、安心して日中を過ごす場所すら満足にありません。もちろん、自閉症の障害特性を無視した、構造化もされていない、「自閉症の人たちにとって苦痛の連続」を強いられるような場所でもよければ、いくつかあるのでしょうが、少なくとも私は、自分の子どもをそんな環境には置けません。

 今は、自閉症児の親になった途端、わが子の未来イメージを描きたくても描けないでしょうし、現実的にイメージすれば、するほど、底なしの絶望感を何度も味わうことになります。まぁ、そんな時期を乗り越えながら慣れていく自分もいるわけですが、時々「あってはならない悲しい選択」が頭をよぎることもあります。正直な気持ちですね。

 もっと簡潔に言うと、今の名古屋市で自閉症児を産んだら最後、生活の困難さ、難しさは今の何百倍にもなる。もちろん、他の地域でも、現実的に先々のことを考えていけば似たような状況であることは言うまでもありません。

 じゃあ、何も手立てはないのか?というと、「基本的・根本的な答え」(=やるべきこと)は、もうほとんど分かっている。今回のマイ支援センター提案会議で作り上げられた提案書を読み返して、私は改めてそう思いました。

 今回の提案書に書かれている、発達障害者支援センターを名古屋市が本気でやれば、名古屋での、わが子の障害を悲観した無理心中なども、私は無くなると信じています。 名古屋市として、提案書の実現を 『やる』 or 『やらない』 最終的に名古屋市はどちらを選択することになるのか?これは、この検討会の最後まで分かりません。ただ、私はひとりの自閉症児の父親として「やるべきことはやります」が、多くの方々の生の声を常に行政に届けることも必要な気がしています。今の世の中、方法はいくらでもありますよね。

 このブログには、毎日150名ほどの方々が訪れています。これからも名古屋市の今後の動きに注目し、応援してください。

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2005.05.21

■【報告】】第三回マイ支援センター提案会議の報告[No.31]

 みなさま、お久し振りです。5日ほど前から風邪に少々やられ気味のジョーです。。。。みなさまも、お気をつけくださいね。

 さて、ご報告がずいぶん遅くなってしまいましたが、前記事での予告通り、5月8日(日)に、第三回マイ支援センター提案会議を開催しました。これにて、全三回にわたる連続ワークショップが終了したわけですが、まずは最初のゴールである「当事者が求める支援センターのゴールの言語化・文書化」 が完了したことを、ここに、ご報告いたします (^^)/

 今回の提案会議では、主目的である「市への建設的な提案書」を作り上げることはもちろんのこと、名古屋市の発達障害者支援に関わる団体・有志との目に見える連携が実現したことなどにも、やり遂げた意義の大きさを実感しています。

 また、日曜日に隔週で三回連続というハードスケジュールにも関わらず、ほとんどの方が三日間全てのワークショップに参加してくださいました。 本提案会議に参加されたみなさまにはこの場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。 本当にありがとうございました。

 近々、自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)のHPに第三回ワークショップの報告書が掲載されるはずですが、以下に報告書の原稿ファイルもご用意致しましたので、ご覧ください(^^)

・第三回マイ支援センター提案会議報告書(Word)

 尚、上記報告書に記載のとおり、今後は市の検討会の中で、名古屋市の発達障害者支援センターの中身が議論されていくわけですが、今回の提案会議で作り上げられた提案書は、6月末以降の提出・公開となる予定です。また、市の検討会自体は「公開制」となっているため、今後も、つぼみの会HPやJO研を通じて、名古屋市の発達障害者支援センターが作られていくプロセスをオープンにお伝えできるかと思います。

●これまでを振り返って。。。。。
 正直、つぼみの会の中に公式プロジェクト(つぼみの会NASプロジェクト)を立ち上げた時点では、これほどの成果(提案書作成はもちろんのこと、その他多くの副産物も含めて)を達成できるとは思っていませんでした。

 もちろん、目的を明確にもつプロジェクトであり、会議の主催者である以上は、具体的なゴールを設定し、ゴールにたどり着くための地図は用意しましたが、道中のアクシデントなど、旅に出ないことには分からないことってありますから、ドキドキの連続だったように思います。実際、私自身も冷静さを失いそうになった時が何度かありました。

 それでも、なんとかここまでやってこれたのは、沢山の仲間がいたからこそ。NASプロジェクト立ち上げ時には、現場のことを全く知らない私を幾度となく支えてくれた、つぼみの先輩方父親部の仲間。そして、NASプロジェクトチームのメンバーは常にチームワークを意識して、各自が役割を淡々とこなしてくれました。こういった沢山のサポートがあって、はじめて、私も自分の役割に専念できたことに、心から感謝しています。

 当然、提案会議に参加してくれた有志なくして今回の成果はありえません。全員が「大同団結」を合言葉に、建設的なワークショップを完遂し、最終回では、キッチリと当事者ニーズを言語化しました。各グループのリーダーには、色々と無茶なお願いもしましたが(今もしていますが。。。) 今後も、発達障害をもつ人たちへのサポートを続けていく中で、欠かせない多くの仲間たちとの出会いがあったことにも、大きな喜びを感じています☆

 まだまだ、先は長いですが、どうかこれからもヨロシクお願いします(^^)/

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2005.05.07

■【報告】】第二回マイ支援センター提案会議の報告[No.30]

 前回の予告記事に対して、かなり遅くなりましたが、第二回マイ支援センター提案会議の報告書を作成しましたので、ご紹介しておきます。

   今回は第二回の発表資料をもとに、各グループリーダーにまとめ作業をお願いしましたが、全員がキッチリと、アウトプットを期限内に提出してくださいました。グループリーダーを含め、提案会議の参加者全員が、仕事、家庭、と多忙な中において、これだけの成果を出しているわけですから、名古屋市当局にも、この熱意と誠意はきっと伝わっていると信じています。

 第二回提案会議の詳細については下記のWordファイルをご覧ください。

・第二回マイ支援センター提案会議報告書(Word)

 5月8日(日)に第三回のワークショップを開催しますが、これで本提案会議はゴールとなります。この提案会議に参加している人たちは、自らがゴールを決める気持ちのある方ばかりですから、きっと最終回では、各自が一つのチームとして、最高のゴールを決めてくれると期待しています(^^)

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2005.04.28

■【報告】第2回マイ支援センター提案会議を開催しました![No.29]

 名古屋市への発達障害者支援センターの設置に向け、当事者からの提案としてまとめ上げるための、マイ支援センター提案会議の第2回目を4月24日、名古屋大学大幸キャンパス内にて開催しました。

 今回の参加者総数は38名、立場も、関わっている本人の状態も様々な当事者たちが、本提案会議のキーワードである、「大同団結」を合言葉に、三時間超のワークショップに挑みました。

 第2回提案会議のテーマ・目的は、「支援センターに期待する当事者ニーズを明確に打ち出す!」という難易度の高いものであり、また 次回が最終回(=提案書完成)でもあることから、ある程度の具体性が求められることも必至でした。

 そこで今回は、限られた時間内で結果を出す一つの工夫として、つぼみの会NASプロジェクトから、下記のような記入フォーム及び記入サンプルを全員に配布し、グループ毎に設定した課題項目に沿う形で、ワークを実施して頂きました。(サンプル画像、小さいです。。。。。提案書完成までお待ちください♪)

 ちなみに、サンプルの右側には成年後見に関する「第三者評価事業」について書かれていますが、この仕組みそのものは、知多市の「NPO地域福祉サポートちた」にて開始した、成年後見システムからの引用です。

【参考記事】成年後見&第三者評価学習会に参加 (2004年8月6日記事)

 また、このように、他の地域に存在する秀逸な既存アイデアを集約すること(先行事例の研究)も、支援センターの役割を具体化していく上では欠かせないものと考えています。
 
 現在、7名の各グループリーダーが、第2回の発表資料をベースに、まとめ作業を実施しています。来週早々には、第2回のまとめ報告をする予定です(^^)/

・第2回ワークショップで配布したアウトプットイメージ

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2005.04.20

■【報告】第一回マイ支援センター提案会議の報告[No.28]

 4月10日、名古屋大学(大幸キャンパス内 実習室)にて開催した第一回マイ支援センター提案会議の報告書を作成しましたので、ご報告します。

 上記報告書は、自閉症協会愛知県支部のHPに掲載しましたが、プリントアウトして読みたいという方については、原稿のWordファイルを用意しましたので、こちらをご覧ください。

・第一回マイ支援センター提案会議報告書(Word)

●第一回マイ支援センター提案会議の要約・所感
 まず最初に、今回の提案会議のテーマを再確認しておきたいと思います。 

【第一回提案会議のテーマ】
発達障害をもつ本人、家族の置かれている現状・課題を明らかにする。

 そして、今回のワークショップにより洗い出した課題を項目別に分けると以下のようになりました。

◆抽出した課題を項目別に分類◆ 
 ①保育
 ②教育
 ③就労
 ④地域生活(住む、余暇活動など)
 ⑤権利擁護
 ⑥医療(人材育成、連携、啓蒙啓発含む)
 ※詳細は、上記のWordファイルをご覧ください。

 また、本提案会議は5~6名で構成されるグループに分かれてのワークショップ形式としていますが、今回、様々な立場の人たちから、意見を吸い上げたことにより、タイプ別(自閉症~知的障害が軽度な発達障害)、年代別(幼児期~成人期)の幅広い現実が洗い出せたことは、大きな成果であったと評価しています。

 今回の会議で改めて実感したのは、大きな部分では発達障害者支援法に書かれている内容が全て、ということ。そして、次回の提案会議では①~⑥の項目別に、更に具体的なワークを実施するわけですから、本ワークは、「発達障害者支援法を具体化する作業」と言い換えることが出来るかもしれません。 

 正直、とっても大変だけど、やりがいもあるわけだ♪(^^)

●第二回マイ支援センター提案会議のワーク内容(予告)
 次回提案会議のテーマは、「支援センターに期待する当事者ニーズを明確に打ち出す!」というものですが、ワーク内容をもう少し具体的に説明すると以下のようになります。

 ・第二回提案会議のワーク内容
  What 何を=必要な支援、かなえたいこと) と、Howどのような方法で= 願いを形にする方法) を具体的に書き出す。(※最終的にはだれもがイメージを共有できるレベルまで具体化します) 要するに、次回の提案会議は、最終提案書の中身を作成するワークです♪

 そして、発達障害への支援はやはり難しいです。当然、発達障害者支援センターだけで担えるものでもありません。 したがって、次回のワークについては、「各項目において必要な支援を全て書き出す」、そして、このワークの中から、支援センターにしか出来ないことが見えてくると、考えています。

 また、私たちは発明家でもありませんから、提案会議とはいっても、世界初の斬新なアイデアを期待しているわけではないです。 本提案会議の意義をパートナーのカイパパさんのことば(記事No.25へのコメント)をそのままお借りすると、

『「オーソドックスで根本的な、必要な支援」を抽出・結晶化する。』 ということですネ。

 いずれにしても、みんなの知恵を一つにギュッと、集約するわけですからネ♪きっといいもの(=提言書)が出来上がると信じています☆彡

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2005.04.12

■【報告】第1回マイ支援センター提案会議を開催しました![No.26]

 名古屋市発達障害支援センターの設置に向け、支援センターに対する当事者ニーズを明らかにし、支援センターが実際に効果性を発揮するよう、具体的な事業内容・必要な人員体制などを盛り込んだ、市への提言企画書を作成するための、マイ支援センター提案会議の第1回を開催しました!

 早速、第1回提案会議のワークショップの様子は、自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)のHPに掲載しましたので、こちらもぜひご覧ください(^^)/ また、各グループのワーク内容、及び第1回提案会議のまとめ報告についても別途、つぼみの会NASプロジェクトのサイトと、JO研ブログにて公開し、名古屋市当局にもマイ支援センター提案会議の進捗報告を兼ねてお伝えします。

 今回の提案会議には、総勢36名の様々な立場の人たちが参加しました。保護者と一口にいっても知的障害を伴う自閉症児者の親や、アスペルガータイプの自閉症、学習障害(LD)をもつ本人の親など、かなり幅広く、発達障害にまつわる親の苦労、不安、願い、を明らかにできたように思います。

 もちろん、保護者以外にも様々な専門職の方々が参加され、「立場」・「年齢」・「関わっている本人の状態」、全てにおいて、多様な意見が三時間の濃密なワークの中から抽出されました。通常、「会議」というと、「面倒くさい」、「だらだら」、などのマイナスイメージを持っている方もみえるかもしれませんが、マイ支援センター提案会議においては、活気と熱意あふれるワークが終始繰り広げられ、私は、この会議から、清々しさ、すら感じました(^^

 下記のホワイトボードの写真は、全7グループの発表内容(発表3分、質疑2分)のキーワードのみを私が書き出したものです。コレと合わせてワークショップの様子だけでも、マイ支援センター提案会議の活気と熱意が伝わりますよね? では、今週末を目処に第1回提案会議の内容もご報告したいと思います。

キーワードの板書(クリックで拡大します)

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2005.04.07

■【NAS近況報告】名古屋市 発達障害者支援体制 整備検討会を設置![記事No.25]

みなさん、こんにちは!ジョーです(^^) 

 自閉症協会愛知県支部(通称:つぼみの会)より提出した要望書の回答を名古屋市当局より受けましたので、その内容をご紹介するとともに、その中身についての補足と、当面の予定についても、いくつかご報告したいと思います。

ちなみに、2月24日提出の要望書では以下の二点を要望していました。

【2月24日提出の要望内容】
(1)当事者と関係機関が共に考える場の設定
(2)市役所の中で教育を含む各関係機能が連携した検討会の実施

これを受けての名古屋市当局からの回答は以下の通り。
要点は、発達障害者支援に関わる当事者団体、各関係機関を交えた検討会を今後開催するということです。

【日本自閉症協会愛知県支部より提出(2月24日)の要望書に対する名古屋市からの回答】
◆◇◆名古屋市自閉症・発達障害支援センターの設立に係る要望書について◆◇◆
 17年度において、本市での発達障害者ニーズに応えるための支援のあり方、支援体制の整備のあり方、発達障害者支援センターの機能及び位置付けなど発達障害者への包括的な支援体制の構築を図るため、医療、保健、福祉、教育等に関する関係機関、当事者団体からなる検討会を設けて支援体制等について当事者団体の皆様とともに検討してまいります。

 この検討会と併せて、障害施設課、障害福祉課、教育委員会等の関係部署の連携により支援体制の準備に努めてまいります。

 名古屋市健康福祉局

■名古屋市 発達障害者支援体制 整備検討会に参加します! 
 上記の回答の通り、名古屋市当局から先日、「名古屋市発達障害者支援体制整備検討会」という名称での検討協議会(4月末から)を開催することの連絡がつぼみの会にも入りました。つぼみの会からは2名、本検討会議に参加しますが、名古屋市の発達障害支援センターに関する内容がメイン議題であることから、NASプロジェクトメンバーでもある副支部長と私が、検討会議に参加します。

 本検討会議には、名古屋市の主な当事者団体、及び各関係機関・部局(教育委員会含む)の代表者が参加することになっています。 また、「検討会議」であり、「連絡会議」ではありません。

 個人的に、この点は少し気になっていましたので、名古屋市の検討会議主催の事務局責任者に確認させていただきましたが、本検討会の中で、「当事者ニーズに即した支援センターを創りあげるための建設的な議論・ディスカッションを行いたい」との意向をいただきました。(この検討会では、予算的な内容等もいくつか議論されると思います。重要です。)

 もちろん、「マイ支援センター提案会議」の存在は、当局もご存知ですし、当局も「期待しています!」と、おっしゃっています(^^) また、名古屋市当局とも少しずつですが、パートナーシップが築けているような感もあります。これからの時代、行政に要望するだけでは良い結果は得られないと思いますから、マイ支援センター提案会議から、これぞ!という秀逸なアイディアが生まれることを、私は今からワクワク、と期待しています☆

 当然、秀逸なキラリと光る、とっておきのアイディアというのは、簡単に出来上がるものではありませんから、マイ支援センター提案会議のワークシッョプは、相当タフな作業になるとも思います。
 
 しかし、言い換えれば、タフな作業から生まれたアイディアというのは、外的要因に対してもタフと言えますから、自分たちが意思決定に関わりたい!自分たちが創っていく!という 熱意ある有志が、提案会議には集まってくるでしょう。とっても楽しみです。 

 そして、「会議の目的は結論、アイディアを出すこと」これは、どんな会議にもいえることですが、マイ支援センター提案会議についても同様です。結果を出す意識のある人たちに、NASは場を設定しました。 4月10日(日曜日)、マイ支援センター提案会議が、いよいよスタートです☆彡

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2005.03.23

■【説明会】マイ支援センター提案会議 キックオフ![記事No.24]

みなさん、ご無沙汰していました。ジョーです(^^)
4月10日から3回に分けて開催する、「私たちの名古屋市 発達障害支援センター提案会議」(通称:マイ支援センター提案会議)の事前説明会を名古屋大学大幸キャンパスにて行いました!

説明会の概要は、つぼみの会NASプロジェクトHPに掲載しています。

 これにより、市への提言書(=支援センターのゴール)を描くためのキックオフ!という感もありますが、これからも多くの仲間や有志たちと協働しながら、マイ支援センター提案会議そのものが「連携のはじめの一歩」になるといいナ♪とも思っています。

 ちなみに、今回の説明会開催の呼びかけに呼応した有志と団体名は以下の通りです。

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■「マイ支援センター提案会議」 説明会の参加者
★参加者の立場(発達障害者支援に関わっている立場)
 NASプロジェクトメンバー(5名)、保護者、教職員、保育士、大学教授、児童ボランティア

★参加者数  計23名

★団体名 (50音順)
 アスペ・エルデの会、LD親の会、日本自閉症協会愛知県支部、TEACCHプログラム研究会愛知支部
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 今回は、ワークショップの事前説明会とはいうものの、名古屋市の発達障害者支援に関わる主要団体※と、専門家も多数所属する「TEACCHプログラム研究会愛知支部」からの参加があり、ワークショップ本番に向けて、なかなかのスタートが切れたんじゃないかな?と個人的には思っています(^^ 
JDDネット(日本発達障害ネットワーク準備会)の構成団体です。
 
 ワークシッョプ説明会の案内通知は、名古屋市の発達障害者支援に関わるほとんどの機関・団体(行政、教育委員会、養護学校etc・・・)にお送りした為、「反応が少ないんじゃない?」と思う方もみえるかもしれませんが、個人的には、想定範囲内の「上」のレベルです(^^) 
 
 いずれにしても、私たちNASプロジェクトチームは、下記の活動コンセプトのもと、マイ支援センター提案会議への参加をオープンに呼びかけました。今回の案内通知には、ワークショップの詳細についても記述しましたので、本説明会への参加有無に関わらず、
1.大同団結 (←参加)
2.独自路線 (←不参加)
3.傍観    (←不参加)
の何れかを、各々が自分たちの判断で選択される(された)と思います。

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★NASプロジェクトチームのコンセプト
1)当事者のニーズを明確に打ち出す。
2)期待される支援センターのゴールを提示する。
3)実際に支援センターが効果性を発揮するよう、事業内容や必要な人材を示す。
4)支援センターを支えるため、自分たちにできる貢献を明らかにする。
5)同士と有志をつなぎ合わせる。 本当の意味での「連携」のはじめの一歩!を実現する。

★マイ支援センター提案会議について
【会議のルール】
1)大同団結 (相手を批判しない、仲間割れ、利己的行為の禁止)
2)実名主義 (お互いの立場を知ることは「信頼関係」を築くためのファーストステップ!)

【会議のスタイル】
1)全員参加型のワークショップ形式
2)毎回、議事録を作成(プロセスを公開、市当局にも伝えます)
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 もちろん、都合により説明会に参加できなかったケースも考えられますので、今回、呼びかけた関係機関において、『本人の笑顔を目標に建設的な提案書を「大同団結」して創りあげたい!』という熱意ある有志は、ぜひワークショップでお逢いしましょう。ワークシッョプへの参加申し込み要領は、つぼみの会HPに別途、掲載いたします。

■今後のスケジュール
第1回 4月10日13:00~16:00 
テーマ:当事者が抱えている様々な不安・課題を明らかにする!

第2回 4月24日13:00~16:00 
テーマ:当事者ニーズを明確に打ち出す! ←ここでアイデアを出し尽くします。

第3回 5月8日13:00~16:00 
テーマ:支援センターのゴールを明らかにする!←企画書・提言書完成!!

そろそろ、JO研での支援グッズ開発も再開する予定です(^^

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2005.03.11

■【情報】マイ支援センター提案会議の事前説明会を開催します!

 お待たせしました!NASプロジェクトの活動、いよいよ本格的にスタートします!  

 この度、自閉症協会愛知県支部NASプロジェクトチームでは、他団体、関係機関の皆様と協働し、名古屋市への建設的な提言書を作り上げるべく、「私たちの名古屋市自閉症・発達障害支援センター提案会議(以下、マイ支援センター提案会議)」を開催することを決定しました!

※NASプロジェクトとは、「つぼみの会 名古屋市自閉症・発達障害支援センター準備プロジェクト」の略称です。

 マイ支援センター提案会議は、全員参加型のワークショップ形式で行いますが、まずは、会議の趣旨やワークショップの説明なども必要と考え、「会議の事前説明会」を開催することになりました。
※詳細はこちら⇒「マイ支援センター提案会議」事前説明会のご案内

 今回の事前説明会では、提案会議の趣旨・内容を各団体に持ち帰ってもらい、「マイ支援センター提案会議」への参加について、ご検討いただきくことを目的としています
※事前説明会の参加案内通知は、既に各機関・団体様へ発送済みです。

★支援センター開設までのプロセスと結果をオープンに!
  NASプロジェクトでは、公式HPで活動内容をオープンに公開していますが、これは、支援センターに求められる機能・事業内容を今後明らかにしていく中で、プロセス公開が大変重要と考えているからです。また、支援センターに求める内容として、「連携」という言葉が使われますが、今回のマイ支援センター提案会議そのものが、「連携のはじめの一歩!」になると、期待しています(^^)

 それでは、私たちが考えているマイ支援センター提案会議について簡単にご紹介します。

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■マイ支援センター提案会議について

1.目的
1) 名古屋市自閉症・発達障害支援センター(以下、支援センター)の開設に向けて、当事者のニーズを明確にする。
2) 期待される支援センターのゴール(担う役割)を具体的に提示する。
3) 実際に支援センターが機能し、効果を発揮するよう、事業内容や必要な人材を示す。
4) 支援センターを支えるため、関係団体・機関が担える役割を明らかにする。
以上の通り、この提案会議は「名古屋市への建設的な提案書をつくりあげる」ためのものです。

2.参加資格
名古屋市の発達障害児者支援に関わっている人であればオープンに参加可能です。

3.会議のルール
1) 大同団結を原則とします。(相手を批判しない、仲間割れ、利己的行為の禁止)
支援センターが効果的に機能するための方法を模索していきます。よって、両論併記ありです。「この企画の向こうに、本人の笑顔があるか?」そのことを常に思い描いて始めましょう!

2) 実名主義です。 
※毎回、自己紹介をして頂きます。また、参加者全員の名簿(所属、氏名)を会議の場で配布します。
※重要※
会議を円滑に進めるために、参加者同士が知り合うことが必要です。お互いの立場を知ることは「信頼関係」を築くための第一歩であり、本会議の重要事項と位置づけます。

4.会議のスタイル
1) 会議スタイルは全員参加型のワークショップ形式とします。
 まず個人で発想し、次にグループで共有化して企画を創り上げます。グループ発表あり、全員参加です。

2) 5名~6名で構成される小グループに分けてのワークショップです。
 グループへの割り振り、グループリーダーの指名はNASプロジェクト事務局にて行います。
※グループリーダーの役割りは、会議進行の交通整理役とお考えください。
3) 毎回、議事録を作成します。(事務局から会議内容をHP公開し、また名古屋市にも伝えます)

5.会議のスケジュール
第1回  開催日:4月10日(日) 午後1時~4時
【内容】自閉症・発達障害児者が抱える課題・不安なことを明確にする。
 本人、親、支援者が困っていること、不安なことを明らかにしていく。
(1)過去、(2)今、(3)将来
また、本人の笑顔を実現するために私たちはどのような状態を望んでいるのか?も明確にしていく。

第2回  開催日:4月24日(日) 午後1時~4時
【内容】本人の笑顔を実現させるための必要なサポートや資源を具体化する。
今、これからの状況を良くするために必要なサポートを具体化し、支援センターに望む具体的な姿をイメージするための足がかりを作る。たとえば、ライフステージ別、項目別など、乳幼児検診や就労や学校に関する施策、関係団体との協働アイデアなども発掘し、つなぎ合わせる。

第3回(最終回) 開催日:5月8日(日) 午後1時~4時 ※第1回または第2回の参加者のみ出席可
【内容】支援センターへの提案書を作成する。 
名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設後の実効性ある連携を実現するための具体的な、業務内容、役割、人材などを明らかにする。どのようなやり方で効果的な連携を実現するのか?

 本提案会議で具体化された「私たちの名古屋市自閉症・発達障害支援センター」を、NASプロジェクトが市への提案書としてまとめ上げ、名古屋市へ提出します。(本提案書は、名古屋市主催の支援センター検討会の議題としていただく予定です)
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 どうですか? 私は、「私たちの支援センター」を作り上げるための場として、最高のワークショップを実現したいと思っています。 「本人の笑顔」を目標に、本気でやりたい人は是非、スケジュールを空けておいてください(^^

 「マイ支援センター提案会議」については、パートナーブログの、カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル主催で行われた、「マイ施策提案会議」(当時、私も参加しました)から、たくさんのヒントをいただいています(^^)

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2005.03.03

■名古屋市自閉症・発達障害支援センター ~現時点までの状況を整理~

皆さん、こんにちは!ジョーです(^^) 現在、私は「つぼみの会 名古屋市自閉症発達障害支援センター開設準備プロジェクト(略称:NASプロジェクト)」の活動に参加しているため、JO研での支援グッズの研究開発は少しスローダウンしています。 

 NASプロジェクトチームの活動状況は、自閉症協会愛知県支部(通称:つぼみの会)のHPで公開していますが、ここ数週間の状況はプロジェクトに参加している私でさえ、説明するのに戸惑うため、ポイントを絞って、今までの流れを一旦整理してみたいと思います。

[お勧め記事] 
JO研のパートナーblog、「カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル」のカイパパさんが、NASプロジェクトの動きに対しての記事を書かれています。ぜひ、こちらもご覧ください(^^ いつもながら、卓越した表現力&分析力には脱帽です! 
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■発達障害者支援法成立から、現在('05年2月)まで■
 昨年12月に成立した「発達障害者支援法」ですが、この法案、理念法などといわれているものの、支援センターの役割に限っては、根幹の部分を明確に示しています。そして、この法律を今後実効性のあるものにしていくためにも、支援センターの役割は非常に大きいといえるでしょう。(この法律は三年後に見直しされます)

◆◇◆ これまでの経緯 ◆◇◆
1. 04年12月 発達障害者支援法が成立!
           
2. 自閉症協会愛知県支部より、支援センター設置に関する要望書No.1を名古屋市に提出 (1月17日)
要望書No.1のポイントは下記】
・名古屋市自閉症・発達障害支援センターの開設に向け、関係機関・団体を集めての準備会議を設置
           
3. 名古屋市当局からつぼみの会へ、急遽、支援センター設置計画案の連絡が入る (2月9日)
【名古屋市からの2月9日時点の計画案の要約】
(1) 2月9日付けで、「自閉症・発達障害支援相談事業」として予算がついた
(2) 設置場所は、「名古屋市児童福祉センター」の中に設置する
(3) 開設時期は、平成17年10月頃を目処に進める
(4) 今後、開設準備会を設置する予定

 つぼみの会に限らず、他の関係機関・当事者団体の方々も、事前相談があると信じきっていたでしょうから、市の計画案の内容以前に、突然の発表による大きな戸惑いがあったと思います。おそらく、児童福祉センターの職員も相当戸惑ったのではないでしょうか。
               
4.名古屋市当局から直接会談の案内を受け、NASプロジェクトメンバー5名で名古屋市役所へ訪問(2月24日)
 NASプロジェクトからは、「自分たちも、当事者団体として貢献できる役割がある」ことを伝え、当局も、「事前の相談はするべきであった」との見解を示しました。また、4月以降には当事者団体・関係機関を集めた支援センター設置に関する検討協議会を継続的にセットすることを約束していただき、大変、誠意のある姿勢を示して頂いたと思います。 同時に、要望書o.1に対する回答も頂いてきました。

 また、NASプロジェクトからの現時点での見解・想いを文書化するべく、要望書No.2を手渡し、当局がセットする検討協議会に、「当事者が求める支援センターの姿」を具体的にまとめあげた提言書を持参することも約束してきました。

 と、ここまでが現時点までの流れです。そして、近々に様々な関係機関、団体に呼びかけを行い、当事者、支援者の熱意と英知を集約し、市への提言書としてまとめ上げるためのワークショップ会議のプランも公開する予定をしていますので、今後とも、プロジェクト公式サイトと、JO研をよろしくお願いします(^^)/

※このワークショップでつくり上げる提言書は、市がセットする検討会の議題として提出します。

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2005.02.12

■【分析・提案】名古屋市自閉症・発達障害支援センターの計画案について[記事No.18]

 自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)のHPに、「名古屋市自閉症・発達障害支援センター」に関する情報を掲載するページが新しく追加されました!最初の記事として、2