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■名古屋市発達障害者支援センターの事業計画(案)の要点と検討会での最終意見
※注)最終的な結論は下記をベースに市が作成する事業計画&予算付けによります。
1.支援センターの開設時期と設置場所について
当初、2月時点での市の計画案では今年の秋頃を目処にセンター開設の予定でしたが、当事者のニーズに基づいた支援センターとするためには、充分な準備期間が必要と判断し、本格的なセンターの開設時期は’06年4月からとなりました。
また、設置場所については当初の計画と同じく、昭和区の児童福祉センターの中に設置されることになりました。 ※児童福祉センター内には、成人、および高機能の支援・ノウハウが少ないため、今後は他機関からの人材登用も必要になってくるものと思われます。
2.支援センターの人員体制について
検討会により明らかとなった支援センターの事業内容を実施していく上で、市が必要と判断した人員体制は、正職員4名+嘱託2名です。 これについては、当初の計画案よりも補強された内容となっていますが、これを実現するためには、当事者のみなさんからの声も必要と個人的には思っています。
場合よっては、名古屋市HPの「市政へのご意見ページ」からの応援メールも効果的と思います。ここに送られたメールは担当部署にも配布されるので、ぜひとも「応援するスタンス」でメールを送りましょう!もしメールされた方は一言でもよいので、コメントでも教えてくださいね。
尚、職員の公募については実施を何度も要請してきましたが、前例がないということもあってか、実施には至りませんでした。但し、当事者からの提案書や厚生労働省からの通達等もあるため、就労、教育、福祉など各分野ごとの専門性をもつ人材が採用されることを期待しています。
3.保育、教育、就労などライフステージにわたる支援について
各項目での発達支援もさることながら、節目での移行支援を重点に名古屋版の支援モデルの作成(現場適用含む)を実施していくことが資料に盛り込まれました。支援センターは各機関を繋ぎ合わせ、現場からのフィードバックを蓄積し、つながりを強化、リーダーシップを発揮していく役割を果たしていくことになります。もちろん、前期事業から着手する予定です。
支援モデルの実証は現場で行われることから、「現場からのフィードバック」をとにかく受けることが重要であることを伝え続けました。今まで、そういった現場からのフィードバックを受ける機関はありませんでしたが、これによりノウハウの蓄積がはじめて可能になるものと確信しています。 既に良い事例はあっても、各個人の学校・家庭・施設に属人的に滞留しているのが通例と思いますが、「フィードバック」することで、各機関の「連携」がはじめて実現することも期待しています。
具体策としては今後、報告様式を作成したり、現場で直接入力できるシステムや、定期的な実践報告・ケース会議など、ありとあらよる方法が支援センターを中心に展開されていくことでしょう。
4.専門研修、啓発事業について
行政窓口、保健士などを対象としてた研修については、具体的な目標値が記載されました。※詳細はつぼみのHPに別途掲載する資料を参照ください。
また、教員向け研修については、専門的な内容は特別支援教育との足並みを揃えながら実施する方向になりそうですが、自閉症・発達障害への支援、理解につなげる基礎的な研修については市内の全教員を対象に進めていく必要性を伝えました。
これについて、教育センターは出来る限りの全面的なバックアップを約束してくださいましたし、教育委員会に対しては、当事者団体が主催するセミナー・研修などの案内を全学校に配布していく協力をお願いしました。(特に問題もないようでしたので、今後はセミナー情報も広く宣伝されていくものと思います)
5.権利擁護など地域生活について
警察や消防、救急などを対象とした研修やロールプレイの実施。また、コンビ二(お店)を対象とした、コンビニパンフの作成・配布・設置などを提案しました。市側もこの取り組みには特に前向きな発言がありましたので、大阪K-Proなどの実績のある地域への調査を足がかりに、今後実践されていくものと思います。
また、自閉症者を対象としたグループホーム立上げ・運営や、法人後見(成年後見の法人請負)の推進に関する内容については、HPによる情報提供・ノウハウ提供が主になっていく方向です。実質的なセンター開設時期である’06年4月に合わせ、名古屋市発達障害者支援センターのHPも公開される計画を確認しあいました。
※自閉症を対象としたグループホームについて、英国では高機能を対象としたものもあります。
以上が、第7回検討会(最終回)の要点です。くどいようですけど、ぜひ皆さんの声も聞かせてくださいね(^^)
■まずは、ここまで辿りついて
市の検討会はこれで一旦終了したわけですが、「ゴール(=終わり)がある」って言うのは頑張る上で欠かせないよなぁ、と改めて今回実感しました。特に私たち親は、仕事・家庭の合間をぬっての事ですから、現実としてムリをしないとこなせない時もあり、「ゴール」がなければ、とても挑戦すらできなかったと思います。
また、なにより、多くの仲間たちがいたからこそ、NASプロジェクトやマイ支援センター提案会議にも挑戦できたわけですし、まずはここまで辿りつくことが出来ました。私はこのことを誇りに思っています。みんな、本当にありがとう。
また一方で、新たなスタートも始まるわけですが、センター開設後もフォロー会議は実施されていくとのことです。私自身は、少しゆっくり考える時間の必要性も感じていますので、しばらくは市がこなしいてくことを、しっかりみていこうと思っています。
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。 「本人の笑顔」を目標に、これからも仲間たちと共に、旅を続けていきましょう(^^)