2007.09.17

■【支援ツール】PIC→ゲーム機→携帯端末

 今回は久々にタイムエイドの話題です。

 まず最初に、昨年のATAC2006でポスター発表をしたゲーム機(任天堂GB)を利用したタイムエイドですが、その後の進捗を報告していなかったので、ここで報告しときます。

 実は今年の2月、任天堂さんにGB版タイムエイドのプログラム公開について、メールとTELでご相談させて頂きましたが、「フリー(無料)であっても配布、公開はやめて頂きたい」との回答。まぁ、色々あるようです。

 承諾がもらえた場合はタイムエイド以外への発展なんかも考えていたんですが、みなさんの手に届かなければ開発の意味はないですからね。ということで、ゲーム機を利用した支援ツールの開発は断念することに (;>_<;)

 で、しばらくこの手の支援ツールの開発は停滞していたわけなんだけど、新たな可能性が見えてきました。それが携帯端末。その中でもNTTドコモのiアプリでは、自分でゲームやソフトを作るための開発環境が無料で配布されていて、それを使って開発するというわけ。もちろん作成したソフトもインターネット経由で自由に配布可能♪

【ご参考】
ⅰアプリ作成に興味のある方は、以下の本がオススメです。
・ⅰアプリゲーム開発テキストブック (著者:布留川英一) 

 また、今回もこれまでと同様に、川谷先生(大学准教授)との協同開発で進めることになります。というか、相変わらず僕はC言語の基本構文・制御文の理解すら怪しいので、プログラムについては先生に頼りっきりですけどね(^^; 正直、僕が役に立っているのか疑問になることもありますが、ご縁でかれこれ3年近いお付き合いになります。

で、その携帯端末ですが、まずは簡単なタイムエイドを自作しました(by川谷先生) 評価用なので今は最低限の機能ですが今後は更に玉成していく予定。
Image071015
(※現時点ではドコモ端末でしか起動しません。端末依存は今後の課題ですが、プロファイルの関係であり、Javaである以上なんとかなる可能性あり)

 まず携帯に関しては、画面サイズを除けば機能的にゲーム機よりも優れているのは明らか。文字入力、画像取り込みも自由ですからね♪ まだ開発に着手し始めたばかりで不明な点はありますが、通話をしながらiアプリを起動させるようなこともできるみたいです。(これって、なにか出来そうな期待持てませんか?)

 それにプログラムに精通している人ならお分かりかと思いますが、携帯の場合はJavaですから、開発環境が数段優れています。この手の開発では効率も重要なのでこの点でのアドバンテージも見逃すことができません。

 で、今後ですがタイムエイドの仕様玉成は進めるとして、現在は他のアイデアも模索中。はっきし言ってソフト開発はアイデア勝負ですから、「こんな支援ツール(ソフト)があったらいいのにな~」というアイデアがあればリクエスト下さいね(^^) もしかしたら実現できるチャンスかもしれませんよ。

 それにしても、ここ数年で、点滅くん(PICマイコン)→ゲーム機→携帯端末、と進化を遂げているわけで、すごい技術が身近になったもんだな~、と改めて思います。

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2007.02.28

■【ツール】声の大きさ

 セイヤ君は現在10歳。体もずいぶん大きくなってきたこともあり、外出時において、著しく目立つ行動などは流石に厳しくなりつつあります(^^;  

 また、周りからの'白い目'は、自閉症児の父親暦10年といっても、さすがに気持ちの良いものではありませんしねぇ。。。 まぁそれは別として、セイヤ君自身の社会経験の場を広げるという意味でも、彼に無理のない範囲でそれらの行動を多少はコントロールできるようになると良いな~とは、思っています。

 で、その目立つ行動の一つとして挙げられるのが「声の大きさ」。それなりに過ごしやすい環境が整ってさえいれば、比較的落ち着いているセイヤ君ではありますが、気持ちが高ぶったり、イラついたり、慌てたりすると、場所に関係なくかなりの大声が(^^;

 そこで、今回も定番ではありますが、視覚的に声の大きさを伝えるツールを作成してみました。まだ、どのくらいセイヤ君に伝わっているのかは分かりませんが、「ちょっと静かにしてね」と、曖昧な音声指示よりは分かりやすいでしょう。たぶん。

スケール表示は、わが家のテレビのボリューム表示をマネました
※B6サイズ程度にしてラミネートしてます
Dsc01609

 また、このような視覚支援を通じて、「ふつう」とか、「ちょっと」とか、なんだかんだいっても日常的に周りの人たちが使う(あいまいな)言葉の雰囲気だけでも、何となく理解できるようになると良いですけどね。

 ただ、この手の指示は、本人にとっては我慢が必要かもしれないし、難しいことかもしれないので、あまり、こちらが厳格にこだわらないように注意したいとは思っています。まぁ、ボチボチという程度で(^^

・「声の大きさ」(pdfファイル) ←一応、ダウンロード出来きます

 今回のイラスト素材は満タンWEBから頂きました。既に利用されている方も多くみえると思いますが、わが家も例に漏れず、いつもお世話になっております。

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2006.11.27

■【お知らせ】ATAC2006の発表内容について

 ATAC2006in京都へのポスター発表については先回の記事にてご紹介したとおりですが、開催まで一週間たらずとなりましたので、ATACにて初公開する支援ツールについて少しだけご紹介したいと思います(^^)

 今回新たに作成した支援ツールは、携帯ゲーム機を利用したタイムエイドです。開発時間の都合上、当初予定していた仕様まで作り上げることは出来ませんでしたが、とりあえず、タイムエイドに求められる基本機能は本プログラムに全て入れ込んだつもりです。

・バー表示+絵カード
061126a_1

・円表示+絵カード
061126b

 また、ポスター発表では、開発した支援機器のご紹介と合わせて、今回のNewタイムエイドのモニターをお願いしている数名の方々からの活用事例もご紹介したいと思っています。支援ツールって、機器の性能もさることながら、「使い方」が何より大切ですからね♪

 それでは、プログラムおよびポスター内容の詳細は当日のATACで!みなさんとお会いできる日を楽しみにしています(^^)/ 懇親会にも出席しますので、気軽に声をかけてくださいネ♪

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2006.02.22

■【支援グッズ】地下鉄カード(名古屋版) [No.64]

 名古屋市は比較的、公共交通網が発達していることから、セイヤ君はヘルパーさんとのお出かけにおいても、地下鉄やバスをよく利用しています。おかげ様で、ここ最近では乗車券の扱い方も手馴れたもので、社会性スキルも少しずつですが向上している様子です。

 その中でも、特にセイヤ君は地下鉄の利用が多いわけですが、少しでも活動の見通しが持てるようにと、下記の写真に示すような「地下鉄カード」を使っています。車内には、わかり易い電子路線図もありますが、常にその近くに位置取れるわけでもありませんし、毎回、路線図を指差しで教えるのも困難ですから、意外と重宝しています。

 カードの枠の色は、名古屋市地下鉄の路線カラーに合わせています。 20060222

 ちなみに、写真で紹介したケースでは、ポストイットに「のる」「おりる」と書いてありますが、この辺りは本人の状態によって、絵カードを添えるなり、数字をふってカウントダウンするなり、色々と工夫が必要かもしれませんネ。

 ↓名古屋市地下鉄の全路線カードです。もしよかったら使ってください(^^)
・地下鉄カード[名古屋版] (Excel)

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2006.01.25

■【支援ツール活用術】iPod活用その1 [No.57]

 昨年末、カイパパさんにiPod nanoを見せてもらい、「これは使えそうだね~」ということで、セイヤ君へのお年玉として、iPod nanoを早速購入しました(*^^*)

 基本的に、自閉症や知的障害をもつ人たちの支援ツールとして、市販製品で使えそうなものって多いです。個人的にも、携帯電話、ニンテンドーDS、パソコン(携帯するならPDA)、iPodなどは、「使い方次第」で、まだまだ可能性があると思っていますし、今年はタイムエイドなどの支援ツール開発だけでなく、こういった市販製品の活用術みたいなものも紹介していけたらと思っています(^^  

 というわけで今回は、iPodの活用状況を少しだけ紹介。今回購入したのはiPod nano(2GB)ですが、特に良いと感じたのは以下のとおりです。

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2006.01.18

■【支援ツール】スケジュールボード活用の経過報告[No.56]

 みなさん、こんにちは!ジョーです(^^)
今年に入って少しは落ち着いてきたかな~、と感じていたものの、ふと気が付けばまた新しい企画に手を出し、相変わらず余裕のないスケジュールになりつつあります(^^ヾ

 そんな状況もあって、blog記事は水曜日の定期更新記事だけになっていますが、もう少し気軽にサラっと、日常の小ネタをメモしていくようなスタイルを確立したいなぁ、、、なんて思っている今日この頃です。

 ただ、それなりにスケジュールが埋っていても、何とか混乱せずに日々を過ごしているわけですが、それもこれも、このようなツールを活用して、日程管理・自身の目標や達成計画・役に立ちそうな情報・メモ等々を補っているからこそなんですよね(*^^*)

 そして、自閉症をもつセイヤ君も、安定して穏やかに過ごすためには、例外なくそれらは全て必要なわけで、今回はその中でも活動の見通しを立てるためのツールである、スケジュールボードの活用経過を報告したいと思います。

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2005.04.18

■【サポートブック】サポートブックを更新しました![No.27]

 今回は、久しぶりにジョー研のテーマに沿った内容です(^^

 入園、入学、新学期を迎えて間もない時期ですが、自閉症児にとっては環境の変化が大きい時期でもあり、本人はもちろんのこと、親としても、ついつい、期待より不安が先行してしまうのが、正直なところではないでしょうか?

 そこで、本人に対する適切な支援・関わり方を少しでも多くの人たちに知ってもらうためのツールとして欠かせないのが、「サポートブック」ですよね(^^)

 というわけで、わが家のセイヤ君のサポートブックも、一年ぶりに内容を更新してみました。せっかくですので、簡単にご紹介したいと思います。

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2005.02.02

■【支援ツール】小型タイムエイドを開発中![記事No.15 ]

 みなさん、こんにちは!ジョーです(^^) 
今週は自閉症をもつ人たちへの支援グッズとして欠かせない「タイムエイド」に関する記事です。

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2004.10.19

■【支援ツール】スケジュールボードを更新しました

 前回の記事で前振りをしましたが、早速、週末の夜を利用してセイヤの部屋にある「スケジュールボード」を更新しました。今回の更新の狙いは、「一ヶ月」「一週間」「昨日・今日・明日」の概念を確実にすることです。

 セイヤは最近になって、過去(当日)の出来事について特定の事柄には質問に応えられるようになりました。(これは本人の認知発達評価においても大きな変化だと思っています) そこで、「予定」だけでなく「過去」、「未来」の前後関係も理解できそうな認知発達レベルに到達したかな?という思いがあり、とは言っても現時点では「昨日・今日・明日」を上手く使えない状態でもあることから、今回の更新に至りました。

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2004.07.23

■【療育グッズ】カウントダウンタイマーを作りました!

 自閉症児に「時間の概念」を教えるというのは、難しい課題の一つだと思いますが、セイヤも例に漏れず、ちょっとばかし難しいです。「時計の読み方」は分かっていても、「時は刻々と永遠に進む」「今は一瞬にして過去になる」と言うような概念的なものは別物ですからね。 

 また、時間の概念が分からないというのは、行動の「見通し」が立ちませんから、とっても「不安」になるし、何をするにも落ち着かない楽しめないというのも理解できます。私たちも「終わりって言うまで走ります」と言われるのと、「2分だけ走ります」と言われるのとでは、精神的な不安はケタ違いだと思います。

 そこで、自閉症児の特性を考慮して、「時間の残量」を視覚的に分かりやすくするためのツールが「カウントダウンタイマー」です。市販されている物で最も近いものでは「タイムログ」という製品があります。

 そして今回、仲間のH.Suzukiさんが代表を務める、「めーぷる」にて企画された、「カウンダウンタイマー作成会」に参加してきました(^^)v 電気回路の半田付けなんて、学生の頃以来でしたが、なんとか無事完成しました♪ 制作にあたって色々とサポートしてくださった「めーぷる」の皆さん、本当にありがとうございます(^^)/

 早速、お風呂上りのゲームでも使用してみましたが、時折 発光ダイオードの残量を確認しながら、終了のブザーが鳴ると同時にゲームを終了してくれましたb(^^) 今度は、お楽しみが始まるまでの「待ち時間」を落ち着いて過ごすためにも使ってみようかと思っています♪ 

お風呂上りのゲームです♪(スーパーマリオ)
seiya-game1.JPG

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