■【就労】久しぶりのセミナー
昨日、あいちLD親の会かたつむり主催のセミナーに行ってきました。セミナーのタイトルは「LD等発達障害者の就労自立を考える」です。就労は年々現実味をおびてくるテーマだし、自閉症についてはそれなりに勉強しているつもりでも、LDについては知らないことも多いので、とっても勉強になりました。
僕の場合はセイヤ君が知的障害を伴う自閉症だから、知的な遅れのない(または少ない)発達障害の人たちの難しさっていうのが分かりにくいんだけど、最初の講演(宇都宮大学の梅永雄二先生のお話)で、その辺りのことも聞けたのは良かったですね。あと、’視空間認知の障害’っていう表現は、LD体験に通じる部分もあるんだろうけど、文章の区切りがめちゃくちゃだったりすると本当に読めないもんです。
で、テーマは発達障害者の就労ということで、就労につなげるための支援のポイントや事例などのお話が多数ありましたが、特に印象に残ったことを三つほどメモしときます。
一つは、本人への指導方針というか支援スタンスについて。講演では、「ボトムアップではなく、トップダウンで」(by梅永先生)という説明でしたが、要は一般的なスキル獲得(手先の器用さ、お金の計算スキルとか)にこだわるよりも、現実的にどのような仕事があるかを調査して、その仕事内容からフィードバックして指導・支援を行う。ということ。(※といっても、フォーマルな発達領域の指導も重要だとは思います。ただ、支援する側の意識として大事なことだと思う)
二つ目は、「就職は需給の上に成り立つ」(by宮崎哲治先生)ということ。雇用する側のニーズにマッチしていないと現実として就労は難しいわけで、厳しいようだけど、この辺りの認識をしっかりと支援者側が持っておくことは大事なこと。と個人的には思いました。
そういう意味で、知的障害者の業種で製造業のニーズが少ないというのも納得。実際には、飲食関係、清掃、クリーニング、仕分け(倉庫とかメール便とか)、包装、事務補助とかが多いみたいですね。
三つ目は、やはり子どもの小さいうちから「働く、仕事」ということを意識した取り組み(指導や支援内容しかり、経験しかり)が重要ということ。ノースカロライナのTEACCHプログラムでは、小2の年齢から就労体験を行うとのことでした。
で、実は先日、父親部の立場で就労支援の先進的な取り組みを見学・取材してきましたが、今日のお話のポイントも抑えつつ、既に一定の成果を挙げている所ってのはあるものなんですよね。これについては、取材記事をつぼみの会報、その後に父親部HPにもアップする予定ですので、お楽しみに(^^)/ ※おそらく年明けくらいになると思います。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)



最近のコメント